まだ学生だった頃の話。
私が学生の頃に住んでいたところはど田舎だったので、平日に学生が気軽に行けるようなデートスポットはありませんでした。
なので、やることといえば話しながら一緒に帰るか、どちらかの家に行って遊ぶとかそれくらい。
家で遊ぶ時は、学校から近かったというのもあり私の家で遊ぶことがほとんどでした。
やはり誰もいない家に“お年頃”の男女だけがいるとなれば、やることは想像に難くありませんよね?
私も例外なく“それ”をやっていました。
何度かは、休日に彼女の家に遊びに行ったことがありました。
当然、彼女の家でも上述の“それ”をしていました。
ハッキリとは覚えていませんが、恐らく彼女に股間に顔をうずめて何かしらをしていた時だったと思います。
当時、付き合っていた彼女は、
「私、Mだから。」
と、質問してもいないことを自らカミングアウトしてくれるような女性だったので、喘ぎ声の方も大きかったのかもしれません。
では、そろそろ・・・。という頃合いだったと思います。
突然ドアをノックする音が聞こえ、
「○○(彼女の名前)何してるの!?」
と、彼女の母親が訪ねてきたではありませんか。
あの瞬間の冷め具合といったら尋常じゃありませんね。
あれほど高ぶっていた気持ちが一瞬で冷めました。
「起きて時計を見たら完全に遅刻する時間だった時の感じの100倍」と表現すると分かりやすいかもしれません。
「ちょっと待って!!」
と、彼女が母親を制止している間にお互い急いで服を着て、彼女の母親を迎え入れることに。
そこから何を話したかは全く覚えていません。
ただ、彼女がノーパンでジーパンを前後逆にはいていたことだけ覚えています。
なんとかその場はごまかすことができましたが、そのあとは何かしようという気持ちにはさすがになりませんでした。
自宅に帰った後、彼女から
「ちゃんとお母さんにはちゃんと説明したから大丈夫だよ!」
という連絡がきました。
その時は、良かった!と思っていましたが、一体何が大丈夫だったのでしょうか。
あなた、股間をなめられて思い切り喘いでいましたよね?
ノーパンで、しかもジーパン前後逆にはいていた時点で、彼女の母親も察していたのではないかと今では思います。
その事件からは彼女の家に行くことはなくなりましたが、今となっては良い思い出です。